ジャズスネアの歴史的名器、グレッチの70年代製Name Band 4157スネアドラムです。サイズは14×5.5インチ。色はシャンペンスパークルのカバリングです。購入時ヘッド以外はオリジナルとの事で購入いたしました。スナップインのチューニングキーも当時物で大変貴重です。カバリングの剥がれもなく状態も良いです。シェル内のオレンジラベルも綺麗に残っております。何よりサウンドが最高で、締まったアタック音に合わせて倍音の出方が絶妙で、いつまでも叩いていたくなるサウンドです。昔のジャズのレコードで聴かれる正にあの時代のサウンドですが、現代のサウンドにもマッチする許容範囲の広さを持った一台です。アメリカでは近年4157はどんどん高騰しているそうで、中でも70年代製のライトニングスローオフストレイナーを搭載した物は、以前のマイクロセンシティブストレイナーよりも使いやすく、サウンドも幅広く使えるとあってより人気だそうです。加えてこの時期のグレッチスネアはカバリングの厚みによってもサウンドの違いがあり、シャンペンスパークルが名器と言われるのも、カバリングの厚さからくる、いかにもグレッチらしいドライなサウンドはやはりこのカバリングならではの物です。ストレイナーに不具合もございませんし、グリスアップと清掃を行っておりますので、到着後すぐにご使用いただけます。大変気に入った一台で手放したくはないのですが、この度のコロナの影響で泣く泣くの出品です。お使いいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。